こんにちは!ほむ子です。
奈良は一日だけです!泊まっても居ません!でも一応書きます!
さてさてストレスフルな思い出はさっさと書いてしまおう・・という魂胆で、
日頃では到底考えられないような鬼更新でした!
曾根崎、大阪府女装のストレスを考えると、群馬なんか屁ですよ屁!(笑)
いや、まじで!
読者もヘビーな文ばかり読ませてすみません。でも、事実なんですよ・・
この回が終わると、相変わらずほむ子の漂流生活は後4か月続く事になるんですけど、つまりまた相変わらず追い出される日々になるんですけど(笑)
ほのぼのと読めると思う!(笑)
それくらい、ヘビーな思い出はここで終わり。
私的にはね!!
♦♦♦
電車で揺られてると、緑が増えて、初夏の奈良はとてもさわやかでいいなと思った。
でも、今の自分の状況は・・絶望的だけども。
ホーリーホームではお菓子が無かったため、お菓子を買い食いしていたせいもあり、お金はせいぜい1000円ほどしかたまらなかった。
だから、ギリギリで奈良に向かっているのだけども・・
もし奈良が無理ならどうしよう・・
なにせ、スマホも何も無いのだから、迷うよ・・
男性の相談員しかいないといわれても、最低でも女性の人をつけてもらうのが、私の中でのルール。
女の人が居ると、話が伝わりやすいんだよな。
で女の人には女の人しか持ってない優しさがあるような気がして。
あ、単純に私が男嫌いというのもあるけれども・・汗
その人に真っ先に奈良の女装の保護をお願いしてもらうように言った!
でも・・
そのおばさん相談員は、「まずはあなたの状況を聞いてから~」みたいなゆっくりで、結局時間も少ないのに、1時間ぐらい私の状況を話させられた。
で、やっと奈良女装へ電話・・
相談員が勝ち誇った顔でやってくる
「受け入れしてないんですって」
って。
実は相談員は電話する前。
「女装は厳しいのよお~なかなか受け入れてくれないのよね~」
と言っていた。
なので、そんなことは信じられない私と、一種賭けをしていたようなもん。
私は、ここで初めて女装の受け入れ拒否を目の当たりにし、目の前が真っ暗になった。
顔面蒼白のまま
「じゃあ次どうする・・?」
となったとき。
あのNPOのばばあが「兵庫に行け」との言葉を思い出した。
奈良から兵庫・・
遠いなんて言ってられない。
「奈良女装が受け入れてくれないのなら、兵庫に行こうと思います・・」
と言ったとき、一応奈良市役所は私に千円の交通費をくれた。
これで兵庫に確かに行けるね、行けるけど・・
「また警察経由かあ・・」
土偶センターでの交番でのやりとりが鮮明に思い起こされる。
あんな侮辱されて、私の命を軽く見るような侮蔑に遭いたくないなあ・・
まあ同日の6時間後に遭うんですけどね!我ながら、可哀そうに!
生活保護課に、電話を貸してもらうように頼んだ。
でも、絶対貸してくれなかった。
交通費として1000円を頂けたけども、どうしても納得いかない。
というのも、ここに来る前に奈良の女性相談所の紹介で「売春防止法」と銘打ってたのを知っているから。
全然守ってないやん!
一言文句言いたい!
電話を貸してくれないのなら、社会福祉協議会が貸してくれるかも。
というわけで社会福祉協議会の場所を教えてもらい、幸運にも同じ建物内にあった社会福祉協議会に滑り込んでいく。
なかなか親切な職員さんで、電話の子機を貸してくれたのと、インターネットのプリントアウトも渡してくれた。
で、電話がつながった女装に文句を言う。どうして受け入れてくれないのか、「売春防止法」の根拠はどうしたのかと。
すると、対応が変わった。
「ちょっとそこで待っていてください」
と、1、2時間だろうか?待たされて・・
生活保護課の先ほどの相談員のおばさんがやってきた。
「受け入れてくれるって」
ほっとした。
再度、女装から電話があった。
で、浮かれてる私に氷水を浴びせるような衝撃発言が・・!
「お風呂は2日に1回ですのでね?あっ、今日は風呂入れるかしら・・」
冗談でしょ・・
私は、今でもこれは群馬よろしく、「風呂、シャワー、風呂、シャワー・・」の間違いであると思いたい。
決して「風呂、風呂無し、風呂、風呂無し・・」ではなく・・
ホラーだよホラー。
で、もう辺りもだいぶ暗くなってきた街、なんと一人で女装に向かえといわれた。
バス乗るなり、歩くなり・・頑張って向かえと。
勿論私も地図頼りに向かおうと思った・・バスで。
でも、非常にバスの案内がややこしくて・・何分待っても、バスは来ない気がする。
観光客や地元民でごったかえす奈良市内。
GWはとっくに終わっているはずなのに。奈良は年中そりゃ観光客居るよな・・って。
嫌になった。
観光客はいかにも楽しそうに歩いてるのに・・こちらは迷って、怖くて、ひもじい思いをしてる現実に。
で、しかも2日にいっぺんのお風呂という、もし私が思う最悪の方だったとしたら本当に耐えられないなと思ったから。
誰か知ってる人いないだろうか・・
奈良って本当に2日いっぺん、体に水浴びられないの?
まじふざけてるね
で、結論。
奈良女装には向かわなかった。
しんどかったから。迷ったし。
で、2日にいっぺん風呂の嫌な予感もしたので。
「奈良を・・出よう」
と思った。
兵庫に向かおう・・
かと思ったんだけど・・
満員電車で、どうしても大阪あたりでギブアップしてしまった。
で、梅田ですよ。
お金はない・・
また大阪府女装・・
この時の精神状況は本当に謎なんだけども・・
本当に疲れてたんだと思う。
さもなくば、また大阪府女装に入れてもらおうなんて考え、絶対思わなかったし・・
いや、待てよ?
私は最後まで、何とか大阪にて解決!を意固地になってしていたのかも知れない。
あんな最悪な思いをした大阪府女装なのにねえ(笑)
やっぱり大阪で育ったわけですから。
大阪にほぼ24年間居たわけですから。
実は大阪は小学生くらいから
「あれ?この町おかしい」と気づき始めて、
中学生くらいには「キライキライキライ・・」となってたんですがw
大阪は嫌いでも、大阪人なのだから、厄介事を大阪以外の県に持っていきたくないという心理が働いたのかも知れない・・
私は、梅田のバスターミナルのすぐ近く、グランフロント大阪の下と言うか。
そこの交番へ向かった。
いかにも体育会系みたいな、私が苦手とする男性警官とあと2,3人。
ほむ子「すいません、保護してほしいんですけども。女性相談所へ連絡してもらえますか」
警官「は?何?!ここはホテルじゃないんだよ!?で、保護って何?!」
ほむ子「いえ、ここで保護してほしい訳じゃなくて、女性相談所に電話だけしてもらえませんか?」
警官「・・でもあなたホームレスに見えないじゃない!」
正直言うと、これはちょっとうれしかった。
ほむ子「女性相談所は、今の時間だと警察からしか電話出来ないんですよ。だから、お願いします」
席に座らされたものの、渋る警官。
奥から女性警官がやってきて、所持品を机の上に広げようとしてきたため、「やめてください」といい、「女性の方のみ、見ても良いです」ということで、執拗に雑誌の付録のカバンの中を隈なくチェックする女性警官。
警官「あのねえ・・電話はそっちがすればいいじゃない」
ほむ子「女性相談所がホームページで書いてある電話番号は夜間など繋がらないんです。分からないんですけど・・警察の方だけが掛けることの出来る電話番号があるはずなんです!」
これは本当に謎なんだけども・・
全国の女性相談所のホームページにある電話には大概時刻が書かれていると思う。
その時間以外には、不通になるはず。
でも、警察だけが知っている、女性相談所への電話番号があるのは知っていた。
これは、全国の警察が知っているはず・・
でも、交番のその警官はちょっと考えて・・・
「ちょっと待ってて」
といい、奥に消えた。
しばらくすると、メモを持ってきた。
「女装の電話番号」と、「ここの一番最寄りの生活保護課」・・
警官「明日一番で向かうように!」
5月14日は月曜日で平日とはいえ、時刻はもう夜の10時。
ほむ子「・・え!?いやいや・・女装に電話は?!明日の朝9時まで、外で待てって言うんですか・・!?あ・・危ないじゃないですか!」
警官「本部に確認したんだけどね?そんなことしてないんだって。だってあなたは要件じゃないから。DV被害者じゃないと女性相談所に電話は出来ないらしいよ」
ほむ子「ば・・売春防止法というものがありましてですね・・それによって貧困女性でも女性相談所は保護しないといけないとなってるんです!」
警官「売春・・!?何、君売春やってるの!?」
ほむ子「なっ・・!違いますよ!!法律の名前です!売春なんて死んでもやりません!そんなことするくらいなら死んだ方がマシです!」←激高してしまった。
警官「なら関係ないじゃない!」
ほむ子「はっ!?」
警官「あなた今、売春は死んでもやらないと言ったのだから、売春防止法も関係ないじゃない!」
あーもうまるでとんちですね。一休さんかって。
でも諦めないほむ子。
ほむ子「・・とにかく、電話だけしてもらったら良いんです。ホームレス女性を受け入れるか受け入れないかは、女性相談所の判断に委ねます」
ここで、本当に電話してもらい、女性相談所に無下に断られたのなら自死・・
いやいや、兵庫に向かうことにしようとしていた。
でも、生理で酷くお腹が痛い。盲腸の痛み。
警官「だーかーらー電話は出来ないって!」
ほむ子「でも、大阪府では○○警察署(土偶センターの際お世話になったところ)ででも、女装に電話して頂けたんですね。どうしてこちらでは出来ないんですか?」
警官「あなたは要保護人ではないから」
何を言っても、このオウム返し。
この要保護人でない、という言葉を言われるたびにナイフで心をえぐられるかのような痛みが走った。
まるで、お前は守る価値がない、身分の低いホームレス女とでも言われてるかのようで。
埒が明かないので・・
過去の経験上、警察署の生活安全課が結構話が分かってくれたように思える。
なので・・
ほむ子「もういいです。曾根崎警察署へ行きます」
と言い残し、その最低な交番を後にした。
とはいい、この交番は、スーツ姿の男が「クレジットカード落とした」ということで交番に飛び込んだ際の対応は・・私の時と明らかに差があった。
身分の差と言うか・・あくまで女性であるのに、あんな態度を取る警官は最低だなと思った。
曾根崎警察署はちょっと分かりにくい場所にあるのだけども、大阪人だもの、すぐに向かえた。
受付の人にしれっと、今初めて来ました、みたく「生活安全課はどこですか?」と聞けば、エレベーターで3階だか・・階数を教えてもらった。
なので、エレベーターに乗り込み、何をどう説明しようか、思案して、エレベーターがチン、と鳴ってドアが開いた瞬間・・
中年男の刑事3人がブロックするみたいに、エレベーターの前に立ちはだかっていた。
ぎょっとなるほむ子。
「じゃ、行きましょうか」
ということで、連れてこられたのは、多分生活安全課でない所。
ベンチに座らされた。
恐らく、「曾根崎警察署へ向かいますから!」の私の捨て台詞の用意の為に、予め曾根崎警察署へ電話をしていたのだと思う。
あの交番の警察官の態度は非常に横柄で、あからさまに下にみてくるので気分が大変悪くなったのだけども、女装に電話をしないと決定したのは親元の曾根崎警察署だろう。
だから、女性相談所に電話してくれなかった責任は曾根崎警察署にあるので、私は曾根崎警察署の対応に甚だ不信感を覚える。
いや、その表現では生ぬるいね。憎いです。はっきり言って。
だって助けてくれなかったもん。
刑事「交番で言ったと思うけど、女装に電話は出来ない」
ほむ子「・・でも、法律の根拠があるんですけど・・」
刑事「あなたが電話する分にはいくらでもいいんだけど」
ほむ子「さっきも交番の方で言ったんですけど、私みたいな個人からだと女装に電話は出来ないんですよ。この時間帯は警察から電話してもらうしか・・」
刑事「明日までさ、このベンチに居ても良いけども?それしか出来ることは無い」
今でも、何故ここまで女装に電話をしなかった理由が分からないんだよなー。
電話番号を知らないというようには見えなかった。
で、ある恐るべき最低な理由が思いついた。
警察から女性相談所に連絡となると、受け入れ可能となれば、警察が車で要保護人を送らないといけないのだ。
その手間、時間を・・
惜しまれた・・
そりゃ梅田にある警察署、大変なのは分かりますよ?ストレスフルなのもわかる。
でもさ・・
東京の新宿警察署でもちゃんと送ってくれたのに・・・
曾根崎警察署には一言。
恥を知れ!
たかが小娘一匹。されど小娘一匹。
命を守ってくれないんですね・・
悔しくて泣きそうになる。
お腹は死ぬほど痛い・・
痛い・・・
・・・あ、そうか。
救急車だ。
ほむ子「・・じゃあすいませんけど、救急車呼んでくれますか?お腹が痛いです」
刑事達は「本当に?呼ぶよ?呼んだら一人で何とかしなさいよ?」みたいなことを何度もいい、電話をしに消えた。
で、都市部だからか、10分もしないうちに救急隊員が到着。
お腹が痛くてひりつく。正直、歩くこともきつい・・
ので、忘れたのだけども、担架で運ばれた気がした。
着いた病院は緊急病棟。
女医の先生が一見クールなのだけども、私の事情を察してくれた。
牛乳一本くれたり、朝の8時半まで居てもいいよ、その間仮眠しててもいいよと言われた。あ、後生理痛の薬も貰った。
ただナプキンは一枚しかもらえず・・泣
そりゃそうだよね。
そして結構寝た、3時間、2時間と寝て、翌朝の朝8時半。
親切な女医さんにはよくお礼を言って・・
さてここはどこなんだ!
となり、病院名を見ると・・・
兵庫県と隣り合わせの町・・・
兵庫県へは、歩いてでも向かえる距離・・
偶然なのかな。
もうこれは兵庫に行けってことだね。
なお、あきらめが悪い私は、朝がまだ早いこともあり、一つだけ、大阪市内の役所の生活保護課で相談したことを記しておく。
結果は一緒。
ホーリーホームは満室だし、女装も嫌となると、他に支援は無いとはっきり言われた。
清々しいほど。最低で、ありがとう。といった感じ。
大阪に用は無い。
兵庫へ、向かおう。
電車でも200円台で向かえるありがたい距離。
曾根崎警察署の思い出は最低だけど、救急車でこんなに兵庫県の近くまで運んでくれたことは幸運としか思えない。ちゃんと、所持金で向かえる距離なのだし。
それは絶対、一ミリも曾根崎警察署のおかげではないね!まだ受け入れた病院と、救急車のおかげだわ。
ということで。
大阪さらば。
私の生涯、二度と足を運びたくない町。
♦♦♦
以上です!
曾根崎警察署は、ほむ子の長いホームレス生活の中、一番酷い対応をされた糞警察署の上にここが唯一、女装に電話さえもかけてくれなかったところなんですよね!
警察署で、女装に電話を掛けたものの、断ってきたのなら警察官の方を恨む気にはなりません。女装を死ぬほど恨みますけどね。まあ埼玉、千葉、茨城、宮城ですけどね。
恥を知るべきです・・
ここで5800文字なので。
警察絡みでちょっとお伝えしたいことがあるっ!アメリカンポリスの話。
NYのホームレスシェルターに居る時、寝てないのと黒人にいじめられたストレスから涙が止まらなくなった日があったんですよね。
で、その際ホームレスシェルターがやった行いといえば肩をさするなんてものでなく(笑)
警察呼ばれましたね。
ただ静かに泣いてただけなのに!暴れても叫んでも無いのに!黙って泣かせろお!
それでも泣き止まない涙。
ティッシュがいくらあっても、涙が止まらないんですよー、1時間!
すごいですよね。ちなみにいまだに症状は不明・・・
で、その「?」は警察の方も同じだったそうで
(警察呼ぶほど?感というか。それは私も同感っす!)
「・・?・・まあとりあえず精神病院行きましょうか」
となったんですよね。
その時、私は涙でボロボロの顔を見られたくありませんでw
警察官の足しか見えない状況の中、その足だけ見て、救急車に乗り込んだんですよね。
「うえーん。・゚・(ノД`)・゚・。」
がノンストップな私。
救急隊員と警察官では談笑をし始めるし・・
「えーいくら給与貰ってんの?」
「大変なの?仕事は」
・・みたいな会話。
それも、外国で、まあ英語は若干分かるけど・・
ネイティブ(日本語)ほど流暢に言えない・・
深まる疎外感・・
同じテンポで、つまり・・いつまでたっても泣き止まない私をとうとう放っておく事も鬱陶しくなったのか。。
アメリカンポリスが話しかけてきました。
ポリス「何で泣いてるの?」
ほむ子「分から・・ない・・んですっ・・ううっ(´;ω;`)」
ポリス「分からないって何だよ(笑)」
ほむ子「にっ・・日本語でしか・・言えない・・んですっ・・。゚(゚´Д`゚)゚。」
ポリス「頑張って英語で言ってみよう!」
ほむ子「・・・・ううっ(´;ω;`)号泣」
ポリス「ほら頑張って言ってみよう!」
ほむ子(参ったな、頭働かないのにい・・)「えっと・・ミザリー?(悲惨)・・あ・・後・・ディザスター(最悪)・・とか」
ポリス「ふむふむ」
ほむ子「・・・ううっ(´;ω;`)」
ポリス「他は?」
ほむ子「いや、だから!・・」
「英語は話せないんだって!」
を言おうとずっと頭を蹲らせていたほむ子の眼球に・・!
金髪碧眼のイケメンポリスがこちらを見てる・・!
めっさイケメン様やん・・!
即座にバッ!っと顔を元の蹲りに戻しましたw
いやード・ストライク!
ド・ストライク!!!
そっから頭の中はそのイケメンポリスの事が頭から離れず・・
涙は一向に止まらないんですけど、今まで頭の中を占めていた絶望が瞬時に消えた(爆笑)
いやー阿保ですな!(笑)(笑)(笑)
実に阿保・・・
この・・助平!あほー
我ながら実に恥ずかしい。
今まで闇としか思えなかった出来事、頭の中は悲しみしかなかったのに、
ヤミー(美味しい)なイケメンをひょいとやっただけで・・・ww
もう絶対会うことは無いだろうけど、あのイケメンポリスには、色々慰めてくれてありがとう。と言いたいですな。
で、これだけは言える。
イケメンは世界を救う!(笑)
なんちゃって☆
まっ、暗い話の後に阿保みたいなほむ子の阿保話を書かせていただきました。
あはは・・
お読みいただきありがとうございました!